大津町の玄関口「JR肥後大津駅」。大津町に住む人にとっては、慣れ親しんだ普通の駅ですが、じつは全国的見ても珍しい「通行証」で切符を買わずに改札を抜けて、北口・南口間が通行できる駅なんです。歩いて迂回すると地味に回り道になるので、知っているととても便利ですよ！
JR肥後大津駅の「通行証」
JR肥後大津駅は、南口側は「阿蘇くまもと空港駅」という愛称で、無料の空港ライナーで繋がる大津町の玄関口。南阿蘇鉄道も乗り入れますし、熊本方面、大分方面まで乗れる便利な駅です。
このJR肥後大津駅、実は全国的にも珍しい「切符を買わずに北口・南口間が通行できる駅」なんです。これは交通系ICカード使うから切符を買わなくて良いとかではなく、本当に通り道として使えるんです。そんな知っておくと便利な豆知識を紹介します！
改札を抜けてホームを渡れる「通行証」
言葉では説明が難しいので、実際に「通行証」をもらってホームを抜けてみましょう。
今回は南口から北口に抜けてみます。
係員さんのいる窓口にいくと、
こんな感じで「通行証」がおいてあります。係員さんにお声掛けして1枚受け取りましょう。
南口→北口はピンク、北口→南口は黄色の通行証です。
早速改札を抜けて北口へ！
「通行証」を受け取ることで、交通系ICカードをタッチすることこともなく、切符を買うこともなく改札を抜けることができました。もちろん、通行ができるだけですので、電車に乗ることはできません。
そのまま改札内を進み、北口側に渡ります。電車がホームに出入りする際は、踏切が降りますので安全に配慮しながら通過しましょう。
北口の駅舎に入ると、南口側と同じように通行証がおいてあります。受け取った通行証をここに返却したら、おしまいです！
駅舎を出ると、肥後大津駅北口は目の前！あっという間に着きました。
すっごく便利ですよ！
駅の北・南を便利に移動しよう！
北口・南口間を移動しようと思うと迂回しないと行けないし、踏切周辺は車の交通量が多い時間もあり渡りづらいこともあります。
どこの駅でも降り口を間違ったら面倒くさいものですが、こんな通行証で通過できる駅って珍しいですよね。
例えば空港ライナーで南口について、北口側のホテルに行きたい！とか、北口の居酒屋で飲んで、南口側で二次会をしたい！なんてときにはめちゃくちゃ便利ですよ。
注意点として、駅の営業時間中止しか通過できませんので、時間には注意してくださいね！
ぜひ皆さんも、JR肥後大津駅の北と南を行き来してみてください。